ルンバがゴミを発見しないのはなぜ?ゴミが残る理由を根本から解決する方法を紹介
掃除って大変だよね。
忙しいときや疲れているときは、早く終わらせたいもの。
そこで助っ人として活躍するのがルンバ。
でもルンバがゴミをちゃんと吸い取ってくれないって悩んでる人、多いんじゃない?
本記事ではそんなルンバのゴミが残る問題について解決する方法を紹介していきます。
ルンバが「ゴミを見逃す」問題の原因と対策をしっかり押さえ、より楽ちんな掃除生活を手に入れましょう。
もう手間のかかる掃除に悩む必要はありませんよ。
いざ次世代の掃除ライフスタイルへ。
ルンバのゴミが残る問題を解決するための三つの戦略
使用しているルンバの掃除性能に不満を感じる場合、とくにゴミが残ってしまう問題について以下の三つの方法が有効です。
1. 二回走行に設定する
ルンバの「基本設定」から掃除モードを選べます。
選べるモードには「クイックモード」で一回、そして「二回の走行」で部屋を2回掃除するオプションがあります。
また「自動」モードを選べば、ルンバ i2(2022年7月発売)が自分で最適なモードを選んでくれます。
とくに「二回の走行」モードは、一回目で取り残したゴミを二回目でしっかり掃除してくれるので、より徹底的な掃除が可能です。
ルンバの掃除回数の設定は、専用のアプリで簡単に変更できます。
2. ゴミセンサーのメンテナンス
ルンバにはゴミを検知するセンサーが装備されていますが、このセンサーが汚れていると正確に機能しなくなります。
定期的に乾いた布でゴミセンサーを拭き、清掃しましょう。
とくにペットを飼っている場合や、高頻度で使用する場合は、このメンテナンスが不可欠です。
3. サイドブラシを手入れする
ルンバの吸い取りが悪くなったので、ダストカットフィルターを交換したが改善されなかった。
ゴミが残る問題の原因を突き止めるため、サイドブラシ(エッジクリーニングブラシ)をお手入れしたところ、根本に「出るわ出るわ」たくさんのゴミ。
ゴミが残った原因はサイドブラシの根元にめっちゃゴミが絡んでいたから。
プラスドライバーでサイドブラシを取り外し、ゴミを取り除いたところ、いつもどおりの性能に戻りました。
ちなみに公式サイトが推奨しているお手入れ頻度は「月1回」になります
上記方法でもダメな時は、アイロボットのカスタマーサービスに連絡しましょう。
ルンバのゴミが残る根本原因
ルンバの掃除力が落ちたと感じたことはありませんか?ルンバがゴミをしっかり吸い取れないときの根本的な原因について以下で深掘りしてご紹介します。
ルンバの掃除のメカニズム
ルンバi2およびi5は、独自の清掃メカニズムを有しています。
高速に回転するエッジクリーニングブラシが角や隅のゴミを掻き込み、中心部に位置するデュアルアクションブラシが床面のゴミを吸引します。
ゴミはダストカットフィルターとゴミセンサーを介し、中央のダスト容器に効率よく回収されます。
ゴミセンサーが汚れてる
ゴミセンサーは吸引されるべきゴミのサイズと量を適切に評価するために非常に重要なセンサーです。
ゴミセンサーが正確に動作しないと、掃除の効率と効果が大幅に低下します。
したがって、ゴミセンサーの定期的な清掃とメンテナンスが必要です。
センサー部にゴミやほこりが詰まると、誤動作を引き起こす原因になります。
ペットの抜け毛が影響しているケース
ペットの抜け毛はダスト容器やフィルター、さらにはゴミセンサーに多大な影響を与える場合があります。
抜け毛が多い環境ではダスト容器が急速にいっぱいになり、ゴミセンサーも正確な動作が難しくなりますので、注意が必要です。
フィルターの汚れが影響している
フィルターの汚れは、ルンバの吸引力に直接影響を与えます。
フィルターが詰まると、空気の流れが妨げられ、結果として吸引力が低下します。
粉塵やペットの抜け毛、細かなゴミが多い環境ではフィルターの汚れに気をつけてください。
ゴミフルサインが点灯する瞬間(ルンバ900シリーズ)
ゴミフルサインは、ダスト容器が一杯である、またはフィルターが詰まっている状態を知らせる重要なインジケーターのことです。
ゴミフルサインが点灯した場合、速やかにダスト容器を空にし、フィルターを清掃または交換する必要があります。
ちなみにゴミフルサインはルンバ 900シリーズ(2015年10月発売)の機能になります。
ルンバ iシリーズや Jシリーズにはゴミフルサインの機能はありません。
ルンバのセンサーの役割と限界
ルンバは多数のセンサーを用いて環境を認識し、効率的な掃除を行います。
しかしセンサーには、物理的な限界が存在します。
例えば非常に暗い環境や、多様な床材に対する適応力は限定されています。
暗い環境下では、ルンバの段差センサーが正常に働かず、玄関や階段の段差で落ちてしまう場合があります。
床材とセンサーの相性問題
特定の床材は、ルンバのセンサーの性能に影響を与える可能性があります。
光沢のある床や暗色のカーペットは、フロアトラッキングセンサーが読み取りを行いにくく、掃除の効率が低下する可能性があります。
フロアトラッキングセンサーとは
ルンバ i2(2022年7月発売)はフロアトラッキングセンサーを用いて掃除を行います。
光学式センサーは、パソコンの光学式マウスの仕組みに似ており、床面を精密に分析します。
フロアトラッキングセンサーは移動距離を正確に把握しながら、部屋の各部を効率よく掃除することが可能です。
ダストボックスとフィルターのお手入れ方法
ダストボックスとフィルターのメンテナンスは、ルンバの性能を高める鍵です。
ここでは簡単かつ、効果的なお手入れ方法についてご紹介します。
ダストボックスの手入れとゴミ捨て頻度
ルンバ i2 (2022年7月発売)のダストボックスのお手入れは簡単で、本体の取り外しボタンを押して、ダスト容器を取り外してから中のゴミを捨てるだけ。
ルンバのダスト容器の取り外しや水洗い方法については「ルンバi3を清潔に保つ|ダストボックスの水洗いと分解の全手順を紹介」の記事で詳しく説明しています。
ぜひ参考にしてください。
フィルターのゴミやほこりも、掃除用ブラシや古い歯ブラシできれいにできます。
我が家の場合、
ルンバは毎日40〜60分稼働して、寝室・廊下・洗面所・書斎などを掃除しています。
約2ヶ月に1回、ルンバのダスト容器のゴミを回収するだけでOKという手間のかからなさに非常に感謝しています。
2か月で総稼働時間は約40〜60時間。
ルンバが集めたゴミを回収し、捨てるのに要する時間はたったの5分程度です。
ダスト容器のゴミ捨ては、基本的にスマホのアプリに通知が来たときに行い、自身が手を出すのは年に6回だけ。
ルンバはかわいいだけじゃなかった
めちゃくちゃ出来る子でした!
項 目 | 内 容 |
---|---|
ゴミ捨て頻度 | 約2ヶ月に1回 |
稼働時間/月 | 20~30時間 |
ゴミ捨て時間 | 約5分 |
ゴミ捨て通知 | スマホのアプリ |
ダストカットフィルターの交換頻度
ダストカットフィルターは特殊な素材で作られており、ホコリや花粉、ダニなどのアレルゲンを99%捕捉します。
お手入れは一般的に週に1回が目安で、ペットがいる家庭では週に2回が推奨されます。
フィルター交換は、表面にゴミが付着して斑点が出たり、吸引力が弱まったら行えばOKです。
一般的な交換目安は2ヶ月に1回、最長でも4~6ヶ月を超えないようにしましょう。
ちなみにルンバ iシリーズのフィルターは「ルンバ コンボ」には使用できません。
フィルターは水洗いできないので気をつけてください。
水に濡れると、フィルターの機能が落ちるだけでなく、ロボット自体が壊れる可能性もありますのでご注意ください。
項目 | 内容 |
---|---|
お手入れ | 週に1回(ペットがいる家庭は週に2回) |
交換目安 | 2ヶ月に1回、最長でも4~6ヶ月 |
エラーコード「ルンバダスト容器を空にしてください」の原因と対処法
ダスト容器とフィルターのメンテナンスが不十分だと、ルンバの性能に影響が出ます。
とくに「ダストボックス容器が満杯です」というエラーが頻繁に出る場合、単にダストボックスを空にするだけでは解決しない場合があります。
こんなときはゴミセンサーを乾いた布で拭いたり、ダスト容器を清掃したりすることで不具合解消できます。
ルンバのゴミセンサーはどこ?
ゴミセンサーは定期的に乾いた布で丁寧に掃除することが推奨されます。
とくにルンバ i2 (2022年7月)の場合、ゴミセンサーの位置は一見すると、センサーであることが分からないような場所に付いています。
「エラーコードとマッピングできない時の対処方法」の記事ではルンバのエラーコードについて網羅してあります。
エラーコードをもっと詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
まとめ
ルンバの掃除性能が低下した場合、とくにゴミが残る問題には以下の3つの方法が有効です。
- 2回の走行に設定する: ルンバの基本設定から掃除モードを選び、「2回の走行」を設定すると、一回目で取り残したゴミも二回目できちんと掃除します。
- ゴミセンサーのメンテナンス: ゴミセンサーが汚れると機能が低下します。とくにペットを飼っている家庭や高頻度で使用する場合は、定期的な清掃が必要です。
- サイドブラシの手入れ: サイドブラシ(エッジクリーニングブラシ)の根元にゴミが絡まることが多く、これが性能低下の一因です。
※月に一度、プラスドライバーで外し、ゴミを除去することが推奨されます。
ゴミセンサーとフィルターのメンテナンスは性能向上の鍵。ゴミセンサーは特に乾いた布で定期的に拭くことが推奨されます。
またフィルターは、水洗いできない点に注意が必要です。
水洗いすると、フィルターの機能が低下し、ルンバ自体が壊れる可能性があります。
エラーメッセージが頻繁に出る場合は、ダストボックスだけでなく、ゴミセンサーも清掃することが解決策となります。
上記方法を参考にしてルンバの性能を最大限に活かしましょう。
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