ルンバ選びの決定版！どのモデルのバッテリーが一番寿命が長いのか調査してみた

「掃除が面倒くさい」

「でもキレイな部屋で過ごしたい」

そんな矛盾を解決する救世主、

それがルンバです。

ルンバにもいろいろなモデルがあって、どれを選べばいいのか迷いますよね。

とくにバッテリーの寿命は長期的に使いたいと考えるなら超重要。

だってバッテリーがダメだと、せっかくの掃除ロボットも役立たずになりますから。

そこで今回の記事では、ルンバの各モデルのバッテリー寿命を徹底調査しました。

最も長持ちするモデルはどれなのか、本記事で詳しくご紹介します。

ルンバ全機種のバッテリー寿命一覧

ルンバの各機種のバッテリー寿命を表でわかりやすくご紹介します。

機種	バッテリーの種類	耐用年数	発売日	各シリーズの詳細
500シリーズ	ニッケル水素電池	約1〜1年半	2007.10.1	510、525、527、530、530J、531、536、537、538、539、550、551、560、561、570、570J、577
700シリーズ			2011.10.7	760、770、780、790
600シリーズ	ニッケル水素電池（リチウムイオンに交換可能）		2012.10.19	611、620、621、622、623、624、625、626、630、631、650、654、680
800シリーズ	ニッケル水素電池（リチウムイオンに交換可能）		2014.3.1	870、871、875、876、880、885、890
900シリーズ	リチウムイオン電池	約2〜3年	2015.10.10	ルンバ 960、ルンバ 980
e5			2018.10.26	e5
i7			2019.2.22	i7
S9			2020.2.28	S9
i3			2021.2.19	i3
ルンバ i2			2022.7.7	i2
J7			2022.2.10	J7
i5			2023.6.1	i5
J9			2023.9.22	J9
J9 SD(コンボ)			2023.9.29	J9 SD(コンボ)

レビュー数が圧倒的で信頼性の高い互換性バッテリーについて紹介している記事ははこちらになります。あなたの参考になれば幸いです。
＞互換バッテリーではリチウムイオン充電池が使える

ニッケル水素電池の性質と電池を長持ちさせる方法

ニッケル水素電池は多くの用途で活躍する電池ですが、その性能を活かしつつ、電池の寿命を延ばすための方法があります。

ここではその特徴と、寿命を伸ばすコツについて解説します。

特徴

ニッケル水素電池は以下のような、とくに3つの大きなメリットがあります。

• 高出力: 内部の抵抗が少ないので、大きな電力を長時間供給できます。これがラジコンやハイブリッド車のように、ニッケル水素電池がパワーの必要な場所で使われる理由です。
• 乾電池の代わりに: ニッケル水素電池は乾電池と同じように使えますが、何度でも充電できるから長い目で見るとお得です。
• 過充電に強い:  ニッケル水素電池は、内部にガスが発生しても吸収するよう設計されています。 なのでニッケル水素電池を過充電しても問題ありません。

ニッケル水素電池はガッチリと作られているので、振動や衝撃にも強いです。

また特別な手入れは不要で、湿度にも影響を受けにくく、メンテナンスも楽です。

ただし、放電効率は周囲の温度や電流に影響されるので、その点には注意が必要です。

ニッケル水素電池は多くのメリットとデメリットがありますが、適切に使えばかなり便利で経済的なアイテムとなります。

@sawako1206 の中で最も寿命が長いのはリチウムイオン電池です。例えばルンバに使用されるニッケル水素電池の寿命は「1年～1年半」ですが、ココロボのリチウムイオン電池は「約3年」です。バッテリー交換の回数を減らしたい場合は、リチウムイオン電池を搭載するロボット掃除機を選ぶ

— SFまこちゃん5才 (@menba555) February 3, 2016

電池を長持ちさせるコツ

ニッケル水素電池の寿命は温度と湿度に大きく影響されます。

高温環境での使用や直射日光下での保管は、バッテリーの膨張や液漏れを引き起こし、寿命を短縮する可能性があります。

ニッケル水素電池を利用する際は、温度と湿度が低い環境で使用し、保管するようにしましょう。

リチウムイオン電池の特性と電池を長くする方法

リチウムイオン電池はスマートフォンやノートパソコンなどで広く使用されています。

リチウムイオン電池の特性と寿命を最大限に活かす方法を詳しく解説します。

特徴

リチウムイオン電池は高いエネルギー密度と、急速な充放電能力を有しています。

またメモリー効果という、充電を繰り返すことで使用可能時間が短くなる現象が発生しないため、寿命が長いとされています。

リチウムイオン電池は耐久性が高く、頻繁な充電による寿命の短縮が少ないという特性があります。

リチウムイオン電池を長持ちさせる6つのポイント

リチウムイオン電池の効率的な使用と寿命を伸ばす6つのコツを紹介します。

上記戦略を適用することで、リチウムイオン電池の寿命を最大限に延長できます。

ルンバのおすすめの互換バッテリー

ルンバのバッテリー寿命が気になる方必見。

ニッケル水素電池とリチウムイオン電池、それぞれの互換バッテリーのおすすめをご紹介します。

ニッケル水素電池の互換バッテリー

ニッケル水素電池の人気バッテリーを二つピックアップ。

耐久性やコストパフォーマンスで選ばれる、注目の製品をご紹介します。

1.Powayup 互換品 ルンバ バッテリー【500～800シリーズ対応】

Amazonカスタマーレビュー：4.1（561件）

評 価	割 合
星5つ	49%
星4つ	25%
星3つ	15%
星2つ	4%
星1つ	7%

互換バッテリーはコストパフォーマンスに優れていますが、品質にばらつきがある可能性があります。互換バッテリーを選ぶ際には注意深く選ぶことをおすすめします。

2.Orange Line バッテリー【500/ 600/ 700/ 800対応】

Amazonカスタマーレビュー：4.1（561件）

評 価	割 合
星5つ	60%
星4つ	23%
星3つ	11%
星2つ	2%
星1つ	4%

非純正のバッテリーは費用対効果で優れていますが、品質面でのリスクも考慮する必要があります。

リチウムイオン電池の互換バッテリー

リチウムイオン電池の人気バッテリーについて紹介します。

Melasta リチウムイオンバッテリー【500/ 600/ 700/ 800対応】

Amazonカスタマーレビュー：3.8（333件）

評 価	割 合
星5つ	45%
星4つ	23%
星3つ	13%
星2つ	7%
星1つ	12%

多くのユーザーは、互換バッテリーがコストパフォーマンスに優れ、純正品よりも稼働時間が長いと評価しています。

また一部のユーザーは、吸引力が向上したとも報告しています。

互換バッテリーにはいくつかの問題点もあります。

例えば、電池の高さが純正品より低く、接点が不安定な場合があるという報告や、一定期間後に「エラー5」が発生するケースなどが報告されています。

「全てのルンバユーザー必見！エラーコード大全集」ではルンバのエラーコードを全てまとめてあります。

あなたの参考になれば嬉しいです。

ルンバ・バッテリーの交換方法

ルンバのバッテリーが寿命を迎えた、または性能が低下した場合の交換方法について詳しく解説します。

ルンバ 500・600・700・800・900の場合

ルンバのシリーズ500から900までのバッテリー交換方法について説明します。

寿命が近づいたバッテリーを新しくして、ルンバの性能を保ちましょう。

1. ルンバを裏返し、底面を上に向けて設置します
2. サイドブラシを固定した状態で、プラスドライバーを使用して4.5mmのネジをサイドブラシの中央から取り外します
3. サイドブラシをゆっくりと上向きに引っ張り、取り外します
4. 再度、ルンバを裏返し、底面を上に向けて設置します
5. プラスドライバーを用いて、下部プレートを固定する拘束ネジを外します
6. 下部プレートを慎重に持ち上げて取り外します
   ※バッテリーは下部プレートで固定されているため、プレートを取り外すとバッテリーが落下する可能性があります
7. 両側のタブを引っ張り、古いバッテリーを持ち上げて取り外します。
8. 新しいバッテリーと交換して完了です

ルンバ iシリーズの場合

ルンバiシリーズのバッテリー交換について詳しく紹介します。

効率的な掃除を維持するため、タイムリーなバッテリー交換が重要です。

以上の手順に従いバッテリーの再配置または交換が可能です。

ルンバ Jシリーズの場合

ルンバJシリーズのバッテリー交換手順について解説します。

長い稼働時間と高い性能を維持するために、適切な時期のバッテリー交換が必要です。

4763362 Li-ionバッテリー（ルンバJ7・J7＋のみ対応）

1. ルンバを裏返し、平らな場所に置きます
2. ドライバーを用いて、エッジクリーニングブラシの固定ネジを緩め、ブラシを取り外します
3. 底面カバーを固定しているネジをドライバーで緩め、底面カバーとバッテリーを取り外します
4. バッテリーの状態を確認します。異常が認められる場合は新しいバッテリーと交換してください。異常がない場合はバッテリーを正確な位置に再設置し、元の状態に戻してください
5. ルンバの電源を再度入れなおし正常に作動すれば完了です

注意事項

• バッテリーは長期間使用されずに放置されると、自然放電により劣化する可能性があります
• 劣化を防ぐため、バッテリーの買い置きは避けてください
• 本製品はルンバ jシリーズ専用であり、他の機種では使用できません
• 使用済みのバッテリーは適切な廃棄方法で処分するようお願いします

バッテリーの詳しい処分方法については「リサイクルできるかどうかの見分け方」の記事を参考にしてください。

ルンバのバッテリーが充電できない時の対処法

ルンバが充電できない問題に対処する際には、以下の手順を試してみてください。

再起動する

CLEANボタンを用いてルンバの再起動を行います。

充電接続部の清掃

乾いた布またはメラミンスポンジを使用して、充電接続部を丁寧に清掃してください。

バッテリーを抜き差しする

接触不良が原因である可能性が考慮されるため、バッテリーを一度取り外した後、再度接続してください。

新しいバッテリーと交換する

バッテリーが劣化していると判断される場合、新しいバッテリーと交換することが推奨されます。

新しいルンバを購入する

他の手段で解決が見られない場合は、新型のロボット掃除機の購入を検討することも一つの選択肢です。

ここで紹介した方法でも解決できない場合は最終手段として、 iRobot カスタマーサービスへ問い合わせましょう。

アイロボットジャパン合同会社日本：0120-046-669 / 9:30-17:30 (年末年始を除く).

まとめ

本記事では、ルンバのバッテリー寿命とその選び方について詳しく解説しました。

リチウムイオン電池を搭載したモデルは、ニッケル水素電池よりも約1年長持ちすることが確認されています。

ルンバ 600・700・800シリーズは、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池に交換可能です。

互換バッテリーはコストパフォーマンスが高いですが、品質にばらつきがあるため注意が必要です。

今回の記事を参考にルンバの性能を長持ちさせるための最適な選択をしてください。