ルンバのバンパー耐久度テスト|本体が傷つく前に絶対に知っておきたいこと
- ルンバ本体に傷防止テープを装着すれば、家具とルンバ本体を守れる
- 傷防止テープを貼る前にマスキングテープを下地にすれば、テープ跡が残らない
ルンバを使う醍醐味はその便利さですよね。
でも「家具に傷がつかないか心配…」、「ルンバ自体がダメージを受けるのは避けたい」といった不安を感じている方も多いことでしょう。
ルンバのバンパーが家具にぶつかる音、耳障りですよね。
しかもその度に「あれ、傷ついたかな?」と家具をチェックしてしまう。
それって、けっこうストレスですよね…
ルンバ本体も傷つく可能性があると考えれば、その不安は倍増します。
本記事では、ルンバ本体とそのバンパーを守るための対策を紹介します。
赤外線センサーや特殊なゴム素材を使ってどうやって衝突を減らし、または衝突した際のダメージを最小限に抑えるのか、具体的なテクニックも解説します。
ルンバ i5のバンパーの滑らかさチェック
ルンバの障害物への当たり具合を正直レビュー
ルンバは基本的に障害物にがんがん接触します。
障害物をルンバのパンパー部分にある赤外線センサーで認識できれば、接触前に減速し、当たりをソフトにします。
どうしてもルンバが障害物に接触するのが嫌だというのであれば、ルンバの最上級モデル J9(2023年9月発売)がオススメです。
ルンバの最上級モデルJ9のレビューについては「ルンバJ9をレビュー」をご覧ください。
あなたの参考になれば嬉しいです。
実際ルンバ本体も傷つくのか
私はルンバを6年以上使っているヘビーユーザーですが、ルンバは基本障害物に接触するのでバンパーやルンバ本体が傷つきます。
ルンバ本体の傷は下の写真をご確認ください。
結構な傷になっていますね
ルンバは障害物にガンガン接触するので、当然といえば当然のことなんですが。
正直ここまで傷が入ると紙やすりなどで削ってやらないと傷消しできません。
ちなみにこの傷が入ったルンバはレンタル品のルンバになります。
正直レンタル会社から修理代を請求されるかと思い、ちょっとヒヤヒヤしましたが、何も請求などはありませんでした。
このとき利用したレンタル会社は「Kikito」になります。
あんなひどい傷をルンバにつけてしまったのに何の請求もありませんでした。
Kikito (ドコモが運営) はマジでおすすめ
ルンバは家具を傷つけるのか
長いことルンバを使っていますが、そこまで目立つ傷が家具についたことはありません。
ルンバ本体にはがっつり傷がついていましたけど。
とはいえ、ネットの口コミでは以下のようなコメントが、数件並んでいました。参考までにまとめてご紹介します。
ネットの口コミ①
椅子の脚に限らずダイニングテーブルの脚も同じような傷がついていました。
ルンバのお掃除風景を見ていると確かにガシガシとダイニングチェアやダイニングテーブルの脚に当たって擦れています。
引用元:ルンバで家具が傷だらけ!?ロボット掃除機を3年間使って感じたデメリット
ネットの口コミ②
同じく和室のヒノキの柱滝汗
こちらにも、うっすら黒い跡が残っています。
それからリビングのソファーの脚
引用元:ルンバの飼い主必見!! 大事な新居を傷つけられない正しいルンバのしつけ方
こちらは黒ずみじゃなくて、凹みと傷滝汗
床は傷つかないのか?
ルンバで床は傷つきます。
とはいえ床を傷つける可能性のある機種はルンバ700シリーズです。
700シリーズがなぜ床を傷つけるかというと、それはゴミの吸引口のゴミ吸い込み規制ワイヤーが原因です。
下の写真が床を傷つける原因のワイヤーになります
なので2019年以降から発売されたルンバ iシリーズや Jシリーズ、S9(2020年2月)などはゴミの吸引口がデュアルアクションブラシに変更されているので安心です。
ただルンバが誤って吸い込み、床が傷つくようなものがあれば話は別となりますので、その点にはご注意ください。
シリーズ | 発売日 | 型番 |
---|---|---|
e5 | 2018.10.26 | e5 |
i7 | 2019.2.22 | i7 |
S9 | 2020.2.28 | S9 |
i3 | 2021.2.19 | i3 |
ルンバ i2 | 2022.7.7 | i2 |
J7 | 2022.2.10 | J7 |
i5 | 2023.6.1 | i5 |
「ルンバが床を傷つける?驚愕の事実と過去から対処方法を紐解いてみた」という記事では、ルンバが床に与える潜在的なダメージについて詳しく解説しています。
床を守るための具体的な対策も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ルンバと家具を傷つけないための対策
ルンバと家具の保護を一石二鳥で実現する方法をご紹介します。
家具を底上げする
ブロック台で家具の底上げをするとルンバの接触から家具を守ることが可能です。
また家具を底上げすると、ルンバの接触回数が減り、ルンバ本体にも優しいです。
家具が床から10cm以上離れると、見えないところもルンバが掃除してくれるので、部屋のハウスダスト対策になります。
ホコリやアレルギーがある人にも、底上げはかなり推奨できる対策の一つです。
掃除がしにくい隠れた場所でもルンバならササッと掃除してくれるのが嬉しいですね
「ルンバと家族をハッピーに!家具の底上げで掃除ロボットのパフォーマンスを全解放」の記事では、我が家のソファーとテレビ台を底上げした時に使ったアイテムと、実際底上げしてみてどうだったのかという点についてご紹介しています。
ルンバを守る傷防止テープはバンパーガードがオススメ
家具の底上げはめんどくさいと思われる人には傷防止テープのバンパーガードがオススメです。
3Mテープなど強力な両面テープと一緒に使えば「和気産業のハネナイト」でも代用可能です。
バンパーガードと3Mテープをルンバに直接貼り付けるとこのようにシールのノリの跡がつきます。
こちらの写真はバンパーガードを剝がす前のルンバ i2です。
シール跡が残ったら下の写真のような感じになります。
シール跡がつきにくいマスキングテープや、養生テープを下地として貼り付けてから傷防止テープ(バンパーガード)あるいは 3Mテープを重ねて張り付けると、シール跡が残らないのでオススメです。
バンパーガードはしっかりルンバを守ってくれるのでオススメです
まとめ
- ルンバは障害物や家具とガンガン接触する
- バンパーは赤外線センサーで減速するが、傷がつきやすい
- 最上級モデル J9は接触問題を最小限に抑えているモデル
- 家具とルンバの保護策として、家具を底上げする方法はグッド
- 傷防止テープをルンバに貼ることでダメージを減らすことができる
- iシリーズ、Jシリーズ、S9は吸引口の改良により、床傷が解消されている
ルンバの使用において、障害物や家具との接触が避けられない問題があります。
とくにプラスチック製のバンパー部分は赤外線センサーを用いて接触前に減速はするものの、傷がつく可能性が高いです。
最上級モデルのJ9はこの問題を最小限に抑えていますが、他のモデルでも対策は可能です。
家具とルンバ本体の保護には、家具を底上げする方法が効果的です。
また特定のテープを使用してルンバに傷防止対策を施すことも一つの手です。
床傷の問題は新しいルンバ iシリーズや Jシリーズ、S9では吸引口がデュアルアクションブラシに改良されたことにより解消されています。
ルンバの使用には便利さがある一方で、家具や床・ルンバ本体へのダメージを考慮する必要があり、それに対する様々な対策が必要です。
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