落ちるルンバにサヨナラ|玄関や階段の段差の脅威から救う落下防止術6選
ルンバが家でどれだけ活躍しているか、あなたはその便利さをもう実感していることでしょう。
しかしその一方で「ルンバが段差から落ちるのでは?」と心配になったことはありませんか?
高い投資をしたルンバが崩壊してしまったら大変ですよね。
そんな不安を一掃する6つの対策方法について、本記事で一挙に公開します。
一度でも落ちたことがある、あるいは落ちるリスクがあると知っているなら、この記事はあなたにとってマストな内容となっています。
本記事を参考にして、ルンバを最大限に活用し、快適な生活を手に入れてください。
ルンバが段差や玄関で落ちる最大の理由
ルンバが階段や段差から落ちる理由はいくつかあります。
主な原因は「段差センサー」が汚れたり、働かなかったり、玄関や階段の段差の高さが 10cm以上ないこと。
私の場合はルンバが部屋のスリッパを巻き込んで、段差センサーが隠れたせいで落ちたらしい。
汚れた段差センサーだと人間の目が見えないのと同じで、ルンバは階段があっても気づかずにそのまま落っこちます。
段差センサーを清掃することが落下防止の最も簡単な方法です
床の色や素材、小さい段差も影響することがあるので、注意が必要です。
ルンバを段差から落下させない対策6選
段差からルンバが落ちるという悩み、もう終わりにしませんか?ここでは、落下を防ぐ6つの対策について紹介します。
1. 赤外線ライトの原理を利用する
ルンバが段差をどうやって見つけるかって?それは赤外線で判断しているんです。
赤外線がすぐ戻ってくると安全。
遅れてくると、そこには段差があると感知するわけ。
これをうまく使って、段差にマットやテープを置くことで、ルンバは「危険な場所だから行かないほうがいい」と認識します。
簡単に言うと、赤外線がマットやテープに吸収されるから、ルンバはそこが危険だと思って避けるんです。
玄関とか、落ちそうな場所にマットを置くだけで、ルンバは安全に動き回れるようになりますよ。
2. ルンバの段差センサーを手入れする
ルンバのお手入れって大事ですよね。(1カ月に1回のお手入れが理想)
段差センサーはルンバの裏面の周囲にいくつもあるんです。
ルンバの段差センサーは「3cm」以上の段差の場合のみ回避します。
それとフロアトラッキングセンサー、バンパー部分もありますよね。
これらのセンサーは乾いた布や、しっかりと絞った布などでササッと拭くだけでOK。
このようにちょっとした手入れで、ルンバはいつでもベストな状態で動き回れるようになりますよ。
ちなみにメラミンスポンジは金属の部分のみ使用可能ですので、その点については注意が必要です。
- 乾いた布または綿棒:各種センサー部分に使用可
- メラミンスポンジ:金属の金具の部分にのみ使用可
3. ベビーゲートやフェンスを利用する
玄関や部屋の間仕切りにベビーゲートを設置すると、ペットの自由な動きが増えるし、ルンバも使いやすくなりますよ。
子育てが終わって要らなくなったベビーゲート、もったいないから活用してみては?
新しく買うなら「ペットフェンス」も手頃でおすすめ。
ルンバと共存できるベビーゲートには主に3種類があります。
段差が低いタイプ、ロール式、そして突っ張り式。
これらをうまく設置することで、ルンバも安心して動き回れるし、ペットも自由に過ごせる環境が整います。
玄関にベビーゲート設置して留守中のぬこ様の行動範囲増やしたヽ(`・ω・´)ノ
— ゅぁ@ 猫テロ (@m_o_c_h_i_y_u_a) August 27, 2021
お出迎えしてくれるの可愛い…( ˊ࿁ˋ ) pic.twitter.com/1jePFfnY3q
4. 突っ張り棒を利用する
突っ張り棒はベビーゲートやペットフェンスの代わりに使える便利アイテム。
耐久性はイマイチだけど、たまにチェックしておけば問題なし。
玄関の段差に設置すれば、ルンバはしっかりと方向転換してくれますよ。
長さが合っていれば、どの突っ張り棒でも大丈夫。
ただ見た目が微妙で、場所を取るのがちょっと難点なところ。
突っ張り棒は手軽に試せるから、一度は使ってみる価値あり。
でも邪魔になる可能性もあるので、その点には注意が必要。
5. マッピング機能を活用する
ルンバには便利なマッピング機能があり、これを使ってスマホのアプリで立ち入り禁止区域を簡単に設定できます。
赤外線のバーチャルウォールよりも、マッピングで設定したエリアの方が無視されにくいという利点があります。
さらに「部分清掃エリア」という機能を使えば、特に汚れやすい場所だけをピンポイントで掃除できます。
これと「進入禁止エリア」を組み合わせることで、掃除する場所と避ける場所を自由に選べます。
さらに「お気に入り機能」を使えば、よく使う清掃パターンに名前をつけ、より効率的に掃除が行えるようになります。
6. デュアル バーチャルウォールを利用する
ルンバやブラーバには「バーチャルウォール」っていうすごい機能があります。
これを使うと、最大3メートルまでの”見えない壁“を作って、掃除機が入らないようにできるんです。
ペットフェンスや突っ張り棒って、人間にとっては結構邪魔なんですよね
でもバーチャルウォールなら、ルンバやブラーバだけが認識する壁なので、人間には全く邪魔にならない。
バーチャルウォールのヘイローモード
バーチャルウォールのバーチャルウォールモード
玄関をスッキリさせたい、または邪魔なフェンスや突っ張り棒が嫌だって人には、バーチャルウォールがオススメです。
バーチャルウォールについてもっと詳しく知りたい人は「バーチャルウォールの使い方をレビュー」の記事を参考にしてみてください。
ルンバ i3、J7が玄関から落ちるか実際に検証してみた
ルンバ i3とJ7で実際に玄関で落ちないかどうか、しっかり段差センサーが働くのかどうかについて検証しました。
我が家の玄関の段差は約8cm。
玄関にルンバ i3を完全に囲い込み、かなりの回数落ちるかどうか検証してみましたが一度たりとも落ちませんでした。
2021年2月に発売した機種だけあって、玄関で落っこちる問題は完全に改善されているようです。
ルンバ i3の落下防止機能を検証するため、玄関で囲い込み検証を行いました
以下の動画は2022年7月に発売されたルンバJ7です。
さすが最上位モデルのJシリーズ。
何回も玄関の段差にアタックしましが、玄関から落ちることは一度もありませんでした。
現在ルンバ J7は発売終了し、2023年9月からルンバ J9としてグレードアップしています。
最上位モデル「ルンバ J7」の落下防止機能を玄関で検証してみた
ルンバの段差センサーはどこにある?各部センサーを詳しくご紹介
ルンバには段差センサーや他の各種センサーが搭載されていますが、一体どこにあるのでしょうか。以下でくわしく解説します。
カメラ部分
ルンバ i7は最上位 900シリーズの次のモデルで、上部にカメラがついているんです。
ルンバ i7はカメラとフロアトラッキングセンサーを使って、部屋のマップを作りながらスマートに掃除します。
ちなみにルンバ i2・i3・i5にはカメラがついていません
段差センサー
ルンバの iシリーズには、裏面の周りに4つの段差センサーがついています。
バンパー部分
ルンバの正面にはバンパーがあり、その中に接触センサーが内蔵されています。
壁や他の障害物にちょっと当たると、自動で方向を変えるように設定されています。
フロアトラッキングセンサー
フロアトラッキングセンサーは、ルンバ裏面の前側に1つだけ設置されています。
ルンバはフロアトラッキングセンサーで移動距離を計測し、スムーズに各部屋を掃除します。
バッテリーが減ってきたら、自動でホームベースに戻って充電を始めます。
赤外線の受信部
上記の黄色枠の部分がルンバの赤外線受信部になります。
クリーンベースのセンサー
下のクリーンベースの赤枠部分は赤外線を受け取ったり発信したりするところになります。
まとめ:ルンバの落下防止対策
ルンバを段差から落としたくないなら、いくつかの方法があるよ。
赤外線を使ってルンバが危険だと感じる場所にマットやテープを置くと、ルンバはそこを避ける。
次にルンバの段差センサーの手入れ。
ちゃんと掃除しないとセンサーがうまく働かなくなるから、月に一回は掃除しよう。
ベビーゲートやフェンスも使える。
とくに玄関や部屋の間仕切りには最適。
古いベビーゲートがあれば、それを使うのもいいし、ペットフェンスもおすすめ。
突っ張り棒も使えるけど、耐久性はちょっと怪しいから、定期的にチェックが必要。
マッピング機能はスマホで簡単に設定できる。
特定の場所だけ掃除するとか、進入禁止エリアを作るとか、かなり便利
さらにバーチャルウォールを使えば、”見えない壁“を作ってルンバが入らないようにできる。
とくに玄関周りや邪魔なフェンスが嫌な人には最適。
とにかくルンバの設定や、周りの環境を工夫することで段差からの落下は防げるよ。
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