ルンバ i3の音はうるさい?騒音計で駆動音とクリーンベースの吸い上げ音を比較してみた!
クリーンベースの音ってどれくらいうるさいの?
ルンバの吸引力について詳しく知りたい。
フロアトラッキングセンサーって何?
このようなお悩みをサクッと解決します。
写真と動画で紹介していきます。
今回の記事では、ルンバの駆動音とクリーンベースの吸い上げ音をダスキンのシロや、他のロボット掃除機と比較検証したことをまとめました。
実際に騒音計で測定し、比較したことも併せて説明します。
今回の騒音計のデータをまとめると、
- ダスキンのシロ:68.1 dB (デシベル)
- ルンバの駆動音:74.8 dB
- クリーンベースの吸い上げ音: 89.4dB
ルンバ i3とダスキンのSiro (シロ)の駆動音を比較
先日、ダスキンのSiro(シロ)をレンタルしたので、試しにルンバ i3と駆動音を比べてみました。
ダスキンのシロの駆動音は 68.1dB (デシベル)。
ルンバ i3の駆動音を騒音計で測ってみると、74.8 dB でした。
ダスキンのシロの方が駆動音は静かであるということが分かりました。
ダスキンのシロって静かなんですね。
ダスキンのSiro (シロ)は消耗品が高い
ダスキンのシロは、駆動音がルンバ i3よりも静かでしたが消耗品が高いのが玉にキズ。
ルンバ i3は互換品が多く流通しているのに対してシロは純正品ばかり。なので消耗品が高いです。
分かりやすいようにシロとルンバ i3の消耗品の比較表を以下でつくってみました。
ルンバとシロの消耗品を比較
ルンバ i2/ i3 | ダスキン Siro | |
---|---|---|
①サイドブラシ | ①②③セット:2,100円 | 各 1,320円(左右) |
②回転ブラシ | ①②③セット:2,100円 | 1,430円 |
③フィルター | ①②③セット:2,100円 | 330円 |
④バッテリー | 7,700円 | 11,550円 |
以下の記事では、ダスキンのシロとルンバ i3の使用感や、メリットデメリットについて詳しくまとめてあります。
≫ダスキンのルンバみたいなやつと i3 をレンタルして掃除上手がどっちか比較してみた
ルンバ i2とi3の駆動音と、i3+の吸い上げ音がどれほど大きいのかについて騒音計で測ってみました。
ルンバ i2が72.5dB (デシベル)。 i3は74.8 dB。
クリーンベースの吸い上げ音を騒音計で測ってみると、
89.4dB でした。クリーンベースの吸い上げ音、デカ過ぎ。
クリーンベースの吸い上げ音は大き過ぎるので、早朝や深夜に使用すると、近隣住民の迷惑になるかもしれません。
クリーンベースは9時から21時頃の間で使用するのがベスト。
ルンバ i2と i3の違いについて
ルンバとの違いは大きく分けると3つあります。以下をご覧ください。
- 見た目とルンバ本体の質感
- アイロボットアプリのトップ画面にマップのアイコンがない
- 吸引力に差がある (アイロンビーズで吸引力チェックしている動画)
上記以外の違う点はありません。
ルンバの性能面は同じだし、消耗品も同じです。
ルンバとの違いについて比較検証した記事はこちら。ぜひ参考にしてください。
≫ルンバ i2と i3 は結局どっちが買い?2機種の特徴・違いについて徹底追求してみた
ルンバ i3の吸引力はどれくらい?吸引力について実際に調べてみた
ルンバ i3の吸引力はPa (パスカル)で示されていないのでかなり分かりにくいです。
Pa (パスカル)とは吸引力を表す単位のことで、物を浮き上がらせる力 (真空度)を意味します。
吸引力が強すぎると、長い毛のカーペットやラグをボロボロにする可能性があります。
なので吸引力が強すぎるロボット掃除機は使用しないようにしましょう。
理想の吸引力は 3,000Pa (パスカル)です。
コーヒー粉やこま切れティッシュ、アイロンビーズをルンバに吸わせて吸引力を検証してみました。
以下をご覧ください。
コーヒー粉の場合
コーヒー粉はドリップコーヒー 10gを試しに吸わせて検証してみました。
コーヒー粉 10gをとくに問題なく、4分ほどですべてキレイに掃除してくれました。
ルンバ i3の吸入力
ダスキンのSiro(シロ)の吸引力
こま切れティッシュの場合
テッシュ2枚をこま切れにして、畳の上にばらまいてルンバに吸わせてみました。
結果、とてもスムーズにこま切れティッシュをすべて吸ってくれました。
所要時間はコーヒー粉と同じ4分ほどでした。
ルンバ i3の吸入力
ダスキンのSiro(シロ)の吸引力
アイロンビーズの場合
百均で2種類のアイロンビーズを買って床にばらまいて吸わせてみました。
今回吸わせたアイロンビーズは、かなり大きめだったんですが問題なく吸ってくれました。
ルンバ i3の吸入力
ダスキンのSiro(シロ)の吸引力
ルンバ i3は上位モデルのような障害物回避機能を搭載していません
ルンバ iシリーズ (i2/i3/15/17)はカメラ非搭載のため、障害物を回避できません。
なのでガンガン壁や家具にぶつかります。
ただルンバには、ソフトタッチバンパーが取り付けられているため、障害物との接触の衝撃を最小限に和らげます。
高級家具やぶつかったら困る家具がある場合は、障害物回避機能のあるルンバ「S9」「J7」を選択しましょう。
ペットを自宅で飼われている人にはカメラが搭載されているルンバ「J9」がオススメです。
数多くのルンバの中でも、ペットの排せつ物が避けられるのは「J9」だけです。
「S9」も障害物回避を得意としていますが、「J9」には遠く及ばないというのが現状です。あなたの参考になれば幸いです。
メーカー保証中にもし、「S9」「J7」が排せつ物を吸ってしまった場合、一度だけ交換保証が適用されます。
すごい自信だ “同社はペットの排せつ物を回避するj7+の能力に自信を持っており、うんちまみれになった場合は交換する方針” / “https://t.co/BNLEX0AM6e : 新型ルンバ、AIで犬のうんち検知 家中に塗りたくる悲劇を回避 – (1/2)” https://t.co/NQFSEdJ8kO
— はせおやさい (@hase0831) September 10, 2021
フロアトラッキングセンサーとは
ルンバの基地からどれだけ動いたかどうかを把握するためのセンサーのこと。
ルンバはフロアトラッキングセンサーで、ホームベースからの移動距離や方向をデータ化し、効率よい部屋の掃除に活かしています。
段差センサーとは
ルンバ i3の裏面に段差センサーが4つ取り付けられています。
上記段差センサーのおかげで、ルンバ i3は 10cm以上の段差から落下せず、部屋のお掃除を続 けることができるようになりました。
ルンバの従来のエントリーモデル「800シリーズ」などは、階段から落下する恐れが多少なりともありましたが、ルンバ iシリーズではその心配がなくなりました。
バーチャルウォールを設置するとルンバは近づきません。階段からの落下が心配という人はバーチャルウォールを設置しましょう。
下記の動画を参考にしてください。
ルンバ i3の段差センサーの性能について、 実際に自宅の玄関で検証した時の動画はこちらになります。
ルンバ i3の段差センサー
まとめ
ルンバの駆動音はダスキンのSiro (シロ)よりもやや大きいです。
ダスキンでレンタルすると、もれなく営業マンもついてきます。
営業マンがめんどくさい人は置き配してもらうのが無難かも…。
ルンバのクリーンベースの吸い上げは、早朝や深夜、 赤ちゃんが寝ているときに使ってはいけない代物です。
クリーンベースの吸い上げ音はとにかくうるさいので、使いどころを考えて使用するようにしましょう。
(オススメの時間帯は 9時から 21時頃)
吸引力については概ね良好でした。
ルンバの吸引力をチェックするために、疑似ゴミを実際に吸わせた動画は以下になります。
コーヒー粉の場合(ルンバ i3)
こま切れティッシュ(ルンバ i3)
アイロンビーズ(ルンバ i3)
ルンバ iシリーズ( i2/ i3/ i5/ i7)は障害物を回避できません。
ペットを飼っている人には排せつ物を回避できるカメラ搭載の「J7」がオススメです。
かなりもったいないよね😭
— ちーちゃん☺︎@8m👶🎀 (@TChihuahua15) November 11, 2022
ちなみにお家の環境にもよるけど、障害物回避の機能があると掃除機の動線にケーブルとかあっても避けてくれるからおすすめ!うちはそれでルンバのj7+っていうの買ったよー!
ルンバめっちゃ安くなってたから買おうと思って機能調べたら、i3+は障害物回避も清掃エリアの指定も出来ないってわかって見送ることにしたよ…うぅ😭 pic.twitter.com/xbJinkp6Ry
— 宮森すずや🔔 (@suzuya38mori) December 14, 2022
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