「ブラシを清掃してください」というエラーメッセージ。
あなたも一度はルンバi3の画面でこの言葉を目にしたことがあるでしょう。
心底落胆する瞬間ですよね。
だって、ロボット掃除機に求めるのは、まさに「手間を省いてくれる」こと。
でもその期待が裏切られた瞬間、どうすればいいのか?
このエラーが出たときに何をすればいいのか、知っていますか?
本記事では、まさにその疑問に答えます。
エラーメッセージが表示された時の対処法、それも最も効率的で簡単な方法を、画像や動画を交えてわかりやすく解説します。
もう「ブラシを清掃してください」のエラーに手をこまねいている時間はなくなります。
掃除機が故障したらどうしようと心配する前に、ぜひこの記事をチェックしてください。
- 「ブラシを清掃してください」→
デュアルアクションブラシを清掃してください - 「クリーニングヘッドを清掃してください」→ルンバ e5のデュアルアクションブラシのことを差す
- ルンバ iシリーズ:
デュアルアクションブラシ - 800シリーズ:AeroForce エクストラクタ
(ルンバ 891・890・885・880・876・875・871・870) - e5 シリーズ:クリーニング・ヘッド
ダスキンのSiro (シロ)とルンバ i3を比較した時のレビュー記事はこちら。
≫ダスキンのルンバみたいなやつと i3 をレンタルして掃除上手がどっちか比較してみた
ルンバ i2と i3の比較レビューについては以下の記事をご覧ください。
≫ルンバ i2と i3 は結局どっちが買い?2機種の特徴・違いについて徹底追求してみた
ルンバで吸い込みエラーが表示された時の掃除の仕方
「ブラシを清掃してください」や「エラー」など、ルンバの吸い込みエラーとその対策方法について以下でまとめました。
スマホに「ブラシを清掃してください」のメッセージが届いた場合の対処方法
ルンバから「ブラシを清掃してください」とスマホにエラーメッセージが届いたら、以下の手順を行ってください。
デュアルアクションブラシに何も詰まっていないか確認する。デュアルアクションブラシを取り外して清掃を行う。
デュアルアクションブラシを取り外して清掃を行う。
デュアルアクションブラシのくわしい取り外し手順については、以下のリンクから確認できます。
≫デュアルアクションブラシの交換方法
「クリーニングヘッドを清掃してください」のメッセージが届いた場合
ルンバ e5の2本のローラーブラシで異物が詰まると「クリーニングヘッドを清掃してください」とスマホにエラーメッセージが届きます。
ルンバ iシリーズのデュアルアクションブラシ同様の手順で清掃を行ってください。
「エラー2」のメッセージが届いた場合
エラー2は ルンバ 800シリーズに対応したエラーメッセージになります。
(ルンバ 800シリーズ: 891・890・885・880・876・875・871・870)
「エラー2」のエラー表示は
ルンバ 800シリーズに対応したエラーメッセージ。裏面の吸引口であるエクストラクター(2本のロール式ゴムブラシ)に異常があるときに表示される。
エラー2の対処方法については、
AeroForce エクストラクター (裏面のデュアルアクションブラシのこと) の清掃で解決する可能性が高いです。
清掃するときに確認してほしいところは以下の3つ。
- エクストラクターにゴミが挟まっていないか
- エクストラクターの端部の動きは正常か
- エクストラクターを取り外し、 吸引口及びブラシの両端部にゴミが詰まっていないか
上記3点を確認してもエラー2が出る場合はアイロボット公式のカスタマーサポートに問い合わせてください。
カスタマーサポートの連絡先:0120-046-669
9:30-17:30 (年末年始を除く).
ルンバ i2/ i3 の交換できるパーツと寿命
ルンバの交換できるパーツと消耗品の寿命について紹介します。
ルンバの消耗品は互換品 が Amazon などで多数販売されています。
※互換品使用によるルンバの故障は、メーカー保証対象外になりますのでご使用の際はご注意ください。
デュアルアクションブラシの交換方法
デュアルアクションブラシとはクリーニングヘッド (ルンバ e5)、またはルンバ 800 シリーズではリトラクターという呼び名を持つ、ロール式のゴムブラシのこと。
デュアルアクションブラシはルンバの裏面の中心に取り付けられ、エッジクリーニングブラシがかき集めたゴミを2本のゴムブラシで巻き込んで掃除します。
デュアルアクションブラシの外し方は、まず下記の赤枠のロックレバーを解除し、持ち上げます。
デュアルアクションブラシをエッジクリーニングブラシ側へ引き抜き、取り外します。
デュアルアクションブラシのキャップ(ロックレバー側) を取り外し、ゴミを取り除きます。
ブラシキャップの内側の髪の毛やホコリを清掃します。
デュアルアクションブラシのキャップ側の反対側にある四角形 (または六角形) の軸に、溜まっているゴミを掃除します。
ダストボックスを取り外し、吸引口を清掃します
デュアルアクションブラシを取り外した後、逆の手順でブラシを取り付けます。
デュアルアクションブラシを取り付ける際のポイントは、下記のイラストどおりに取り付 ることです。
デュアルアクションブラシを復旧するときは、イラストの色と形に注意して戻してください。
デュアルアクションブラシの寿命は12か月です。
デュアルアクションブラシの純正品は、4,378円 互換品は Amazon で2,000円弱で購入できます(参考)
エッジクリーニングブラシの交換方法
エッジクリーニングブラシはルンバの裏面の右上隅に取り付けられています。
エッジクリーニングブラシの外し方は、ブラスドライバー1本を緩めて取り外せばOK。
エッジクリーニングブラシの寿命は12か月になります。
エッジクリーニングブラシの純正品は2,178円、互換品は 800円弱で販売されています。(参考)
ダストカットフィルターの交換方法
ダストカットフィルターはルンバで掃除をする際、ホコリやハウスダストを遮断し、排気する空気をキレイにするための必要なパーツです。
ダスト容器の外し方は、下記のゴミ箱のアイコンが印字されたボタンを押し、ロック解除して取り外します。
外したダスト容器のダストカットフィルターを引き抜き、掃除機などでホコリを除去します。
ダスト容器を水洗いする際は、 洗浄後、日陰干ししてから取り付けてください。
ダスト容器が濡れていると、吸ったゴミに水が付着して臭いの原因になります。なのでダスト容器洗浄後は、必ず陰干しするようにしましょう。
ダストカットフィルターの寿命は12か月です。
ダストカットフィルターの純正品は、4,378円 互換品は Amazon などで 1,000円弱で購入可能です
バッテリーの交換方法
ルンバが動かない、クリーンベースに戻らないという故障時にバッテリー交換を行いましょう。
バッテリーの交換については以下のとおりになります。
ルンバのバッテリーは裏面カバーのネジ5本を外すとアクセスできます。
バッテリーの外し方は、下記の赤枠のロックを解除し、バッテリーを引き抜くだけです。
バッテリーのロックを外します。
バッテリーを取り付ける際は、バッテリー端子部とルンバの端子を重ねるように取り付け ます。
ロックがカチッというまでバッテリーを差し込んで、カバーのネジ5本を取り付ければ完 了です。
バッテリーが故障の原因になっては困るので、必ず純正品を使用するようにしましょう。
純正品はアイロボット公式で 7,700円 (税込)でお買い求めできます。
アイロボット公式の商品は、通常のメーカー保証が1年、 延長保証が2年の合計3年間の保証となります。
3年保証なら安心ですね。
ダスキンのSiro (シロ)とルンバ i3を比較した時のレビュー記事はこちら。
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以下の記事ではブラーバのお手入れ方法について、詳しく解説しています。
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ルンバの排気が臭いときの原因と解決方法について
ここでは、ルンバの排気から異臭がするときの原因と対策方法について紹介します。
原因
ルンバの排気が臭いときの原因は、主に水分を吸ってしまったことが原因です。
ルンバで水分を吸うとダストボックス内のゴミと混合し、濡れたゴミが腐り、臭いの原因になります。
対策
ルンバが誤って吸ってしまった時やルンバの排気の臭いが気になる時は、ルンバのダストボックスをよく水洗いし、しっかり日陰干ししましょう。
それでも解決しない場合はアイロボット公式のカスタマーサポートに問い合わせてください。
カスタマーサポートの連絡先:
0120-046-669
9:30-17:30 (年末年始を除く).
まとめ
ルンバは機種によって同じ部分のパーツでも品名が異なります。
そのため表示されるエラ ーメッセージも違います。
パーツ名が統一されていたらどんなによかったことか。
- ルンバ iシリーズ:デュアルアクションブラシ
- 800シリーズ:リトラクター (ルンバ 891・890・885・880・876・875・871・870)
- e5 シリーズ:クリーニングヘッド
ルンバのパーツは使用期限を目安にして、定期的に交換することで耐用年数を伸ばせます。 ルンバの消耗品の純正品は高いので、互換品が安くてオススメです。
ただし互換品使用によるルンバの故障は、メーカー保証対象外となります。なのでその点に注意して互換品を利用するようにしましょう。
- デュアルアクションブラシ:12か月に1回
- エッジクリーニングブラシ:12か月に1回
- ダストカットフィルター:2か月に1回
- 前輪部:12か月に1回
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