ルンバを買って後悔&レベチな失敗談!実際に使って気づいた5つのデメリット
ルンバ、その革新的な技術に魅了された多くのユーザーが、家庭の掃除を一新する夢を抱いてロボット掃除機を購入します。
しかし夢と現実は時に異なります。
本記事では、ルンバの持つ5つの意外なデメリットを実際の使用体験から解き明かします。
ルンバ購入前の期待と実際の使用感のギャップ。
すでに所有しているユーザーが直面した予想外の問題点。
これらの経験談を通して、ルンバの深い理解と、
将来的に直面するかもしれないトラブルへの対策について紐解きます。
賢い購入決定を下すためのヒントを得たい方、
所有者としての満足度を高めたい方向けに
当記事で実体験に基づく洞察・レビューについてお届けします。
ルンバの最上級シリーズのルンバコンボでもルンバの回避機能とマッピング機能は完璧じゃない…。
ルンバコンボ J9/ J9+とJ7の違いを完全レビューではルンバの最上位モデル「ルンバコンボ J9+」をレビューしています。あなたの参考になれば幸いです。
ルンバの致命的な5つのデメリット
ルンバの隠された弱点を暴露。ここではルンバを使う上で遭遇するかもしれない5つの致命的なデメリットについてご紹介します。
1.ルンバは障害物を回避しない
ルンバは障害物を回避できません。
ルンバ J7とルンバコンボ J9+で障害物の回避性能を試してみましたが、iシリーズ(i2/ i3/ i5/ i7)と同じく障害物回避できませんでした。
ルンバ J7とルンバコンボの障害物回避性能の動画を以下にまとめました。
ルンバ J7+が疑似ごみを回避できるか試してみた
ルンバ J7のペットの排泄物回避機能を調査したところ、実際には回避できませんでした。
J7にはペットの排泄物を踏んだ場合の安心保証があり、ルンバ本体の交換が可能です。
ただし、このリスクは依然として高いといえます。
ルンバコンボ J9+のカメラは障害物回避に役立ちません…。
ルンバ J7シリーズで、清掃中に犬や猫の固形糞がロボットに付着した場合、メーカー保証期間内であれば1回限り無償サポートが受けられます。
ただし、iRobot Home アプリとの接続が条件です。
なお、毛玉・吐しゃ物など他の排せつ物はこの無償サポートの対象外です。
詳しくは以下の引用文を参考にしてください。
回避する対象:コードやケーブル、ペットの排せつ物※2、靴やスリッパ、靴下、ファブリック、衣服、リュックサック、ペットの食器、猫用トイレ、ペットのおもちゃ(ボールやロープなど)、犬・猫など。回避する対象は順次アップデートされます。
犬または猫の固形の糞のみ(毛玉や吐しゃ物、液体は対象外になります)。
iRobot Home アプリに接続し、障害物検知が自動(推奨)の状態でご使用いただく必要があります。
前面カメラセンサーが物理的に覆われている場合や極端に暗い部屋では、回避する対象の検出が正常に作動しない可能性があります。
トレーニング/マッピング走行中は障害物を検出して回避する機能が作動しないので、床にコードやペットの排泄物などの障害物がない状態で行ってください。
引用文:ペットオーナーあんしん保証
ルンバコンボ J9/ J9+とJ7の違いを完全レビューではルンバの最上位モデル「ルンバコンボ J9+」を実際に使ってみた体験についてまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
2.マッピング機能が正確じゃない
ルンバコンボ J9+とロボロックのマッピング機能を比較したところ、両者の性能に大きな違いがありました。
ロボロックは掃除開始後、わずか数分でマッピングを完了しました。
対する我が家のルンバコンボ J9+は、同様にマッピング機能を使用しましたが、ほとんどマッピングできませんでした。
マッピング機能の精度はロボロックが上でした
左:ルンバコンボ J9+、右:ロボロック
最上位シリーズのルンバでこれですか…。
3.部屋が汚いと上手く掃除できない
ルンバの「障害物回避機能」はあまり効果的ではなく、散らかった部屋では掃除が難しいです。とくに小学生以下の子どもがいる家庭では不向きかもしれません。
我が家には 5歳と7歳の娘がいるため、部屋が散らかりがちです。
そのため、ルンバを使う前には床にある物を片付けてから掃除しています。
ルンバを使う前に掃除をしないといけないので、いつでも掃除できないのがルンバの弱点です
4.ルンバは同じところしか掃除しない
ルンバが特定のエリアのみ掃除したり、他の場所に移動したりしない問題は、他のデバイスの赤外線通信が原因である可能性が高いです。
例えば、Vive(SteamVR)のベースステーションや、バーチャルウォールの赤外線が影響を与える場合があります。
赤外線を発する他の機器がルンバの動作に影響を与える可能性があるため、使う際には注意が必要です。
5.公式で購入しないと保証が有料に変わる
アイロボット公式は日本国内の正規品のルンバでも、正規販売店以外で購入した場合、保証サービスを受けることができません。
Amazonではルンバの販売に注意書きがあるものの、ヤフーショッピングや他のサイトで購入する際は、慎重になる必要があります。
ルンバの純正品を交換する際にも、アイロボット公式のメーカー保証がなければ、無料交換できない場合があります。
ルンバの魅力的なメリット3選
ルンバの3大メリットをご紹介。ルンバがあなたの家庭生活をどのように劇的に変えるかについて説明します。
1.自由時間が増えて人生が変わる
ルンバ導入によりもたらされる生活の変化は以下のとおりになります。
- 掃除のストレスが減ります
- 自分で掃除する時間が短くなります
- 床の物を片付ける習慣が身につきます
- かわいいルンバの見た目と動きに心が癒やされます
- ソファ下など、見えないところがキレイになります
ルンバを使用することで、掃除に費やす時間が減少し、好きなことにもっと時間を使うことができます。
スケジュール設定により、ルンバは自動的に部屋を丁寧に掃除して、手作業では見落としがちな隠れた場所もキレイにしてくれます。
ルンバを最大限に活かすためには、床に物を置かないようにするなど、部屋を整頓する習慣が必要です。
この習慣は日々の部屋の整理整頓にかなり役立ちます。
ルンバの愛らしい見た目と、動きは使用者に癒しをもたらします。
ルンバの導入を検討している方は、早めにルンバを導入することで、ロボット掃除機の利点をフルに活用できます。
2.見た目がインテリアに馴染みやすい
ルンバ i2/ i3/ i5+は、便利な自動ゴミ収集機機能を備えており、掃除後のゴミを自動収拾できます。
ルンバの外観はシックで、従来の家電とは異なるデザインになっているため、どんなインテリアにも自然に溶け込むことができます。
ルンバ i2/ i3/ i5+モデルは、インテリアに馴染む落ち着いたデザインで人気を博しており、これがルンバのロボット掃除機としての人気の大きな理由になっています。
3.公式で購入すれば3年保証が約束される
ルンバの通常保証は、購入日から1年間の無償修理サービスです。
無償修理を受けるには「保証書」が必要です。
公式オンラインストアで購入した場合、
発送完了メールを受け取った日から1年間の標準保証に加え、
さらに購入日から1年が経過した翌日から「2年間の延長保証」が適用されます。
修理が有料になるケース一覧
状 況 | 有料修理対象 |
---|---|
通常の摩耗・消耗 | ○ |
消耗品や補修部品の交換 | ○ |
バッテリーの不適切な使用や改造 | ○ |
延長保証事項や契約に違反した場合 | ○ |
自然災害や異常電圧による故障や損傷 | ○ |
アイロボット公式サポートへの虚偽申告 | ○ |
取扱説明書に反する使用による故障や損傷 | ○ |
シリアル番号の削除、改変、または判読不能 | ○ |
認可されていない第三者による商品の変更や交換 | ○ |
非公式の修理部品や交換品の使用による故障や損傷 | ○ |
改変、改造、またはユーザーの責任による故障や損傷 | ○ |
運送・移動時の落下や不適切な取り扱いによる故障や損傷 | ○ |
具体的な状況(有料となるケース)
延長保証期間内であっても、特定の状況下ではメーカー修理が「有料」となります。以下をご覧ください。
- アイロボット公式サポートへの虚偽申告:故障の状況や原因を偽って、修理を依頼した場合
- 自然災害や異常電圧による故障や損傷:火災、地震、水害、落雷などの自然災害や、異常電圧による故障や損傷
- 運送・移動時の落下や不適切な取り扱いによる故障や損傷:配送時や移動時の落下、または不適切な取り扱いによる故障や損傷
- 取扱説明書に反する使用による故障や損傷:取扱説明書に記載されている使用方法や注意事項に反する使用による故障や損傷
- 改変、改造、またはユーザーの責任による故障や損傷:ユーザーが改変や改造を行った場合、またはユーザーの責任で故障や損傷が起きた場合
- 消耗品や補修部品の交換:ダスト容器やフィルターなどの消耗品、またはブラシなどの補修部品の交換は有料となる
- 通常の摩耗・消耗:使用に伴う摩耗や消耗は有料となる
- バッテリーの不適切な使用や改造:バッテリーの取り扱い説明書に記載されている使用方法や注意事項に反する使用、またはバッテリーの改造による故障や損傷
- 非公式の修理部品や交換品の使用による故障や損傷:非公式の修理部品や交換品を使用した場合の故障や損傷
- 認可されていない第三者による商品の変更や交換:認可されていない第三者によって商品が変更または交換された場合
- シリアル番号の削除、改変、または判読不能:シリアル番号を削除、改変、または判読不能にした場合
- 延長保証事項や契約に違反した場合:延長保証の対象外となる事項に該当した場合
ルンバの障害物回避機能って本当に必要ですか?
ルンバの障害物回避機能の必要性は、お家の状況によって変わります。
- 家に物が少ない
- 部屋が散らかっていない
- ペットを室内で飼っていない
- 家具に接触しても気にならない
上記内容にピッタリ当てはまる人は、障害物回避機能がそこまで必要ではないかもしれません。
一方家具への接触を気にする、部屋が散らかりがち、家に物が多い、室内でペットを飼っているといった家庭環境の場合、障害物回避機能が非常に役立ちます。
ルンバの障害物回避機能の価値は、あなたの生活環境や掃除へのニーズによって大きく左右されます。
ルンバ 700シリーズは床を傷だらけにする
ルンバ 780の使用で床が傷ついた主な理由は、「ゴミ吸い込み規制ワイヤーの変形」が原因でした。
新しいルンバのモデルでは、このようなワイヤーがなく、ゴム製のブラシ(デュアルアクションブラシ)を使用しているため、床を傷つける心配が少なくなっています。
床が傷つく可能性を減らすための対策としては、次の2点が重要です。
- ルンバの掃除エリアにコードの束などを置かない
- 床の物(鉛筆や糸、ワイヤーなど)は極力上に上げておく
上記の簡単な対策を行うことで、ルンバが床を傷つけるリスクを減らし、床をキレイに保つことができます。
ルンバが床を傷つけるかもしれないという驚きの事実に迫ります。
ルンバが床を傷つける事実と過去では、過去のルンバモデルがどのように床を傷つけていたかという事例と、それを防ぐための具体的な対処法について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
ルンバは便利な家庭用ロボット掃除機ですが、いくつかのデメリットがあります。
ルンバの主なデメリットは以下のとおり。
- 障害物回避に難あり
- マッピング機能が不正確
- 赤外線通信の影響を受けやすい
- 散らかった部屋は上手く掃除できない
- 公式サイト以外で購入すると1年保証しか付かない
ルンバの障害物回避機能は完璧ではないため、掃除前に部屋の散らかりを整理することが重要です。
またルンバは、赤外線通信に敏感なので、Vive(SteamVR)のベースステーションなどの配置には注意が必要です。
アイロボット公式以外の家電量販店での長期保証では、ルンバの故障時の部品交換が有料になることがあります。
上記デメリットを理解し、適切に対処することで、ルンバの便利さを最大限に活用できます。
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